「ジビエ料理」と聞くと、レストランで食べる特別な料理というイメージがあるかもしれません。
実はシカ肉のコンフィは、少し時間をかければ家庭でも作れる料理です。
私も最初は「ジビエなんて難しそう」と思っていましたが、やってみると意外とシンプル。低温でじっくり火を入れるだけで、驚くほどやわらかく仕上がります。
今回は、自宅で楽しめるシカ肉のコンフィの作り方と、おすすめのワインペアリングをご紹介します。
シカ肉のコンフィとは?
コンフィとは、フランスの伝統的な保存調理法のひとつです。
食材を油の中で低温調理することで、水分を逃がさず、しっとりと仕上げます。
シカ肉は牛肉や豚肉に比べて脂肪分が少なく、そのまま焼くとパサつきやすいのが特徴です。
しかしコンフィにすると、
- しっとりやわらかくなる
- 肉本来の旨味が引き立つ
- ジビエ特有の風味を楽しめる
といった魅力があります。
ジビエ初心者にも比較的食べやすい調理法です。
シカ肉の豆知識
コンフィとは、フランス料理の調理法のひとつで、食材を低温の油でじっくり加熱する方法でシカ肉は高たんぱく・低脂肪で、近年はヘルシーな食材としても注目されています。
実はヨーロッパでは古くから高級食材として扱われており、フランス料理では秋冬の定番食材のひとつです。
赤身肉ならではの濃厚な旨味がありながら、脂っこさが少ないため、食べ終わった後も重たさを感じにくいのが特徴です。
シカ肉のコンフィのレシピ
材料(2人分)
- シカ肉(もも肉またはロース)……300g
- 塩……小さじ1
- 黒こしょう……少々
- にんにく……2片
- ローズマリー……1〜2本
- オリーブオイル(またはサラダ油)……適量
作り方
① シカ肉に塩と黒こしょうをすり込みます。
② ラップをして冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
③ 鍋や深めのフライパンに肉を入れ、にんにくとローズマリーを加えます。
④ 肉が完全に浸るまでオイルを注ぎます。
⑤ 80〜90℃程度を保ちながら、1〜2時間ほどじっくり加熱します。
⑥ 火を止め、そのまま粗熱を取ります。
⑦ 食べる直前にフライパンで表面を軽く焼きます。
最後に焼き色を付けることで、香ばしさが加わり、レストランのような仕上がりになります。
美味しく作るポイント
温度を上げすぎない
コンフィで大切なのは「揚げないこと」。
油がグツグツ沸騰してしまうと、せっかくのシカ肉が硬くなってしまいます。
表面に小さな泡が出る程度を目安にすると失敗しにくいです。
一晩寝かせるとさらに美味しい
実は作った当日より、翌日のほうが美味しく感じることもあります。
冷める過程で味が落ち着き、肉とハーブの香りがなじむためです。
時間に余裕があれば、一晩寝かせてから温め直すのもおすすめです。
私はこの方の作り方で作ってみました!とても参考になるので動画を貼っておきます。
シカ肉のコンフィに合うワインは?
シカ肉は赤身の旨味が強く、野性味もあるため、しっかりした赤ワインとの相性が抜群です。
■ 赤ワインなら
・カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン
まず合わせたいのが、王道のカベルネ・ソーヴィニヨン。
カシスやブラックチェリーを思わせる果実味と、ほどよいタンニンが特徴です。
シカ肉の濃厚な旨味を受け止めながら、後味を引き締めてくれます。
レストランでジビエ料理に合わせるなら、まず候補に挙がるタイプのワインです。
このワインの詳細は以下です。

■ 軽めに楽しむなら
・アルパカ カベルネ・メルロー
もう少し気軽に楽しみたいならこちら。
カベルネ・ソーヴィニヨンほど重たくなく、果実味も感じやすいため、ジビエ初心者でも合わせやすい1本です。
シカ肉の風味を楽しみながら、ワインも飲みやすく楽しめます。
このワインの詳細は以下です。

まとめ
シカ肉のコンフィは、時間こそかかるものの、手順自体は意外とシンプルです。
低温でじっくり火を入れることで、シカ肉特有の旨味をしっかり味わえる一皿になります。
休日に少し時間をかけて料理を楽しみたいときや、いつもとは違う家飲みを楽しみたいときにもおすすめです。
赤ワインを用意して、ゆっくり味わう。
そんな少し贅沢な夜にぴったりのジビエ料理です。
